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スティングがレゲエと“コラボ” ポップな中にもメッセージ『44/876』発売

 英ロックミュージシャン、スティング(66)が、ジャマイカ出身のアーティスト、シャギー(49)とのコラボアルバム『44/876』(ユニバーサル)を20日にリリースする。

 アルバム・タイトルはイギリスとジャマイカの国際電話の国番号(44と876)だが、レゲエのもつエスニックな薫りとポップで粋なスティングのボーカルの魅力が融合している。

 スティングは、レゲエからも大きな影響を受けている。もともとポリス時代の「ロクサーヌ」や「キャント・スタンド・ルージング・ユー」は言うまでもなく、1987年の「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」はレゲエのリズムをジャズに取り入れた傑作として知られる。

 一方、「イット・ワズント・ミー」「エンジェル」などのヒットで知られるシャギーは、レゲエとロック、R&B、ジャズなどを融合したレゲエ・フュージョンのスタイルで「レゲエ・アンバサダー(レゲエ大使)」の異名を持つ。

 社会活動にも熱心で、この点は、長年にわたって人権問題や環境問題にかかわってきたスティングとの共通点か。

 そもそもは、シャギー作の先行シングル「ドント・メイク・ミー・ウェイト」のデモをスティングが気に入ったことから始まった。

 「あんまり待たせないでくれよ」と男が女に語るラブソングは、レゲエのリズムに乗ってシャギーとスティングが掛け合う形で進行。よく通るスティングのボーカルも心地よく響き、早くも評判を呼んでいる。

 「ある意味暗い世の中だから」という憂いも裏に隠された歌など、ポップな中にもメッセージを込めた作品もあるあたりが、またスティングの魅力だ。(森村潘)

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