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故水野晴郎氏ら設立「日本映画批評家大賞」謎の中止 運営の体制変わり、空中分解状態

 故水野晴郎氏ら日本を代表する映画評論家が1991年に設立した映画賞「日本映画批評家大賞」が、今年は中止されることになったことが17日、複数の映画関係者の話で分かった。25年超の歴史をもつ映画賞だが、運営側の体制が変わったことが影響しているとみられる。果たしてこのまま消えてしまうのか。

 同大賞は91年、これまでの映画賞と一線を画すため、映画評論家を選考委員として設立され、92年に第1回の授賞式が行われて以降、昨年までで26回を数える。

 授賞式は毎年4月末~5月に盛大に行われており、昨年は5月に東京・池袋の東京芸術劇場で授賞式を開催。助演女優賞の杉咲花(20)や、新人賞の高畑充希(26)らが出席した。

 ところが「今年は3月に選考委員会が開かれながら、授賞式の会場が決まらない状況でした。6月にライブハウスで開催するという案もあったようですが、先週、運営側から関係者に中止する旨の報告がありました」と映画関係者は明かす。

 マスコミ関係者は「資金調達がうまくいかなかったようだが、中止となった理由は明らかにされていない。ただ運営側の体制が変わったことに端を発していることは間違いない」とも。

 大賞を運営する「日本映画批評家大賞機構」の代表理事には、水野氏のまな弟子として知られる俳優で映画評論家の“西田ぼん”こと西田和昭(59)が就いていたが昨年その座を降り、事務局の体制が一新されたのだ。

 「西田氏は多額の借金を抱えており、トラブルも多かった。そんな状況で運営側が変わったこともあり、選考委員側の不信感も解消できず、空中分解状態。今後の状況もみえないそうです」と先の映画関係者。

 この先どうなるのか。

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