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【元文春エース記者 竜太郎が見た!】悪質タックル問題、日大の「古い体質」変えないと解決皆無 会見開けば理解できない回答ばかり… (2/2ページ)

 「大相撲暴行問題、女子レスリングパワハラ問題、財務省事務次官セクハラ発言と立て続けに組織のハラスメント体質が浮き彫りになって、今回のアメフトも同様に世間の関心が高い。以前ならスポーツで起きたケガとして見過ごされてきた話が、いまや社会問題。古い体質の日大側は当初から『いったいなにが悪いんだ』と開き直っていました。釈明会見で『(日大ブランドは)落ちません』と報道陣に“逆ギレ”した司会の米倉久邦氏の高圧的な態度がそれを物語っています」(報道番組プロデューサー)

 米倉氏はもともと共同通信の記者で経済部長、ニュースセンター長、論説委員を歴任後、フリージャーナリストを経て現職となった。かつては質問する記者側の立場だった人物である。

 「日大は一般の会社の売上にあたる事業活動収入は年間約1800億円と全国の私大でもトップ。その資金力にものをいわせて、多くのメディアに莫大な金額の広告費をばらまいています。米倉氏のようなメディア出身者を雇い、また警察からも“天下り”を受け入れています。メディアは大騒ぎしていても、なにかの作用が働いたら、ピタリと止まるかもしれません」(前出・日大関係者)

 ■中村竜太郎(なかむら・りゅうたろう) ジャーナリスト。1964年1月19日生まれ。大学卒業後、会社員を経て、95年から文藝春秋「週刊文春」編集部で勤務。NHKプロデューサーの巨額横領事件やASKAの薬物疑惑など数多くのスクープを飛ばし、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」の大賞受賞は3回と歴代最多。2014年末に独立。16年に『スクープ! 週刊文春エース記者の取材メモ』を出版。

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