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【秘録 今明かす「あの時」】ベストヒットな男!!小林克也 熱烈なブームとなった「スネークマンショー」 (1/2ページ)

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 ■コントは当初、曲間のつなぎだった

 1970年代後半から若者の間で熱狂的な人気を得たラジオ番組「スネークマンショー」。小林克也(77)が音楽プロデューサーの桑原茂一(68)、俳優の伊武雅刀(70)と組んで作り上げた「急いで口で吸え」「たんつぼ小僧」といったラジカルなコントの数々がダビングされる形で“増殖”していった。

 ミュージシャンになる夢に挫折した小林は、ラジオのDJに転身した。

 「70年代のアメリカでは『ウルフマン・ジャック』というガラガラ声の人気DJがいて、僕も桑原とそのパロディーをやっていたんです。それを聴いた(ジーンズメーカーの)エドウィンから店舗で流すためのBGMを作ってほしいと頼まれてね。それで“スネークマン・ジョーンズ”というキャラを始めたんです」

 当初は店舗BGMとして作っていたが、音楽の使用料など煩雑な権利関係を解消するため、76年からラジオ大阪で番組としてスタート。コントは当初あくまでも曲間のつなぎだったが、次第にそちらがクローズアップされることになっていく。

 「次第にネタが尽きてね。そのときFM東京の隣のスタジオで伊武が番組をやっていて、面白いやつだから一緒にやらないかとなって。演者が2人になったことでコントの幅が広がってね」

 代表的なコントに「たんつぼ小僧」がある。未明の駅に人知れず現れる美少年…といったホラーチックのナレーションの後、ストローで何かをすする音がする。そして「彼の名は、たんつぼこぞ~」とおぞましい一言が…。思わず何をすすっているのか、想像してしまう。

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