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【酒井政利 時代のサカイ目】昭和歌謡界の革命児 西城秀樹と桑田佳祐 (1/2ページ)

 デビュー40周年を迎えたサザンオールスターズが、2年10カ月ぶりにライブを開催する。『サザンオールスターズ キックオフライブ2018「ちょっとエッチなラララのおじさん」』(東京・NHKホール)。『勝手にシンドバッド』でデビューしたのが40年前。「感謝の気持ちを直接伝えたい」という桑田佳祐の思いがライブ開催につながった。

 当時、日本語はロックのリズムに乗らないという固定観念が横行していたが、それを打破したのが桑田のボーカル。日本人が日本語でロックを歌う。早口、巻き舌で日本語を発音し、シャウトする。今でこそ珍しくもないことが、当時は大きな話題になった。

 以来、一線を走り続けている桑田は、昭和歌謡界の革命児のひとりである。

 桑田より少し前に歌謡界に革命ののろしを上げたのが、西城秀樹だった。

 大阪球場でのスタジアム・コンサート、ソロ歌手初の日本武道館公演、ロック要素を歌謡曲に取り入れ、“不良の音楽”と大人から警戒されていたロックを“青春歌謡”として認知させた。またファンとのコール&レスポンスやペンライトをコンサート会場に持ち込んだのも西城が初めて。

 そもそもは懐中電灯にセロハンを巻き付けたものだったが、80年代にはケミカルライトになり、今のペンライトへと進化した。

 またそれまでは直立不動で歌うのが当たり前だったが、世界中を熱狂させていたロッド・スチュワートやスティーブン・タイラーを意識して、マイクパフォーマンスで派手なアクションで歌ったのも彼が初。そんな西城に憧れて影響を受けて育ったのがJ-ROCKアーティストたち。河村隆一、西川貴教、ダイアモンド☆ユカイ、THE HIGH-LOWS、ROLLYら。またつんく♂もX JAPANのTAIJIも西城へのリスペクトが強い。

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