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【シネマパラダイス】日常の大切さが身にしみる 「子どもが教えてくれたこと」14日公開

 自分の娘を病気で亡くした経験を持つアンヌ=ドフィーヌ・ジュリアン監督が病気を抱える5人の子供たちに、1年にわたって密着した感動のドキュメンタリー。本国フランスでは23万人が鑑賞するヒットに。数々の映画賞にも輝いた。

 アンブル、カミーユ、イマド、シャルル、テュデュアルの5人の子供たち。彼らはみな重い病気を患いながら、毎日を精いっぱいに生きている。つらくて痛くて、泣きたくなることがあっても、次の瞬間、新たな楽しみを探し出し、笑顔に戻っていく。そんな子供たちをカメラは優しく、静かに見つめ続けていく。14日公開。上映時間1時間20分。

 【ホンネ】自分の病気を知った上で、今という時間のみを見つめ、生きていく子供たち。そんな彼らの言葉は哲学的で心に響く。日常の大切さが身にしみる作品。(映画評論家・安保有希子)★★★★

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