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【元文春エース記者 竜太郎が見た!】早稲田大学にあらたなトラブル 「1300万円、じゃあ分割で払ってみ?」早大交響楽団・田中永久名誉顧問が学生にドスのきいた声で… (2/3ページ)

 「団員は、年間30万円の団費を払っていて、それとは別に、3年に1度の欧州各国を巡る演奏ツアー費用約170万円を負担する。このツアーに憧れて入団する学生もいるほどですが、なにせ高額なため、その費用を捻出するためにバイトにあけくれたりして授業に出られなくなる学生もいるし、ときにはローンを組んで社会人になっても毎月数万円の返済を続けた卒業生もいます。ツアー1回分3億円、多額のお金は田中氏が代表を務める会社に支払われます。ワセオケは、そのツアーに合わせて『3年間で3000万円を支払う』という覚書を田中氏と交わし、なぜか、ワセオケ財務担当から現金手渡しが慣例となっていた」(ワセオケOB)

 田中氏は学生から年間1000万円の報酬を得ているが、半分は日常の指導委託費、もう半分は欧州ツアーのコーディネート業務費用とのこと。しかし経済的に自立していない学生のサークル活動としては適切とは言い難い。冒頭の田中氏の発言は、2年前にその報酬から突然「前払いしてほしい」と要求があり、反発した学生が話し合いを持ったときのものだ。田中氏は学生から説明を求められると、「口答えするな」と叱り飛ばし、揚げ句「そんなきれいごとだけではオーケストラを運営したくない、ばく大な損失ですよ。(略) この世界はヤクザの世界だ」と“狂気の正論”を振りかざしたという。

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