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津川雅彦さん“幻の遺作” 撮影直前だった映画への出演を辞退 (1/2ページ)

 4日、心不全のため78歳で死去した俳優、津川雅彦さん。映画「マルサの女」や「ひとひらの雪」など二枚目から悪役までこなす演技力と存在感をもった名優だった。肺疾患を患いながら介護を続けていた妻の朝丘雪路さん(享年82)を今年4月に失った後は体調も思わしくなく、撮影予定だった映画も出演を辞退。まさに“幻の遺作”となった。

 関係者によると、東京都内の病院で一人娘の女優、真由子(44)らに看取られて息を引きとったという。

 5年前に認知症を発症した雪路さんを引き取った津川さん。自身も昨年秋に肺炎を患い、車いす生活になりながらも献身的に介護を続けていたが4月に雪路さんが死去。

 5月には酸素吸入チューブを鼻に装着した状態で会見に臨み、雪路さんに感謝の意を示し、「僕が先に死んで、彼女を残すよりはいい結果になった」と語っていた。

 そんな津川さんだが、体調は思わしくなく、6月には撮影直前だった映画への出演を辞退。来年公開予定の元SMAP、香取慎吾(41)が主演する映画「凪待ち」(白石和彌監督)だ。

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