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【シネマパラダイス】暴行事件の真相を追究するオカルト・サスペンス 「リグレッション」15日公開

 「アザーズ」「海を飛ぶ夢」のスペインの鬼才アレハンドロ・アメナーバルの8年ぶりの長編作。1980年代、アメリカで悪魔崇拝の儀式が次々と告発されたという実話に着想を得たオカルト・サスペンス。主演にイーサン・ホーク、エマ・ワトソン。15日公開。1時間46分。

 90年、米ミネソタ。刑事のブルース(ホーク)は父親の虐待を告発したアンジェラ(ワトソン)事件を担当する。だが父親も当の少女も記憶があいまい。そこで高名な心理学者(デヴィッド・シューリス)の協力のもと、アンジェラの記憶を呼び起こし、暴行事件の真相を追おうとする。

 【ホンネ】闇に包まれたような、ひんやり湿度の高い暗黒ムードは期待通り楽しめる。芸達者な役者勢らもなかなか味わい深い。展開に程よい驚きもあるし、悪魔崇拝の恐怖描写も乙。でもあと一歩、期待がくすぶったまま食い足りない。(映画評論家・折田千鶴子)★★★

 ★5つで満点 ☆は半分

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