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【オメガトライブ生んだ林哲司激白 ヒット曲舞台裏】杉山清貴とオメガトライブ 再レコーディングした「君のハートはマリンブルー」 (1/2ページ)

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 今年デビュー45周年を迎えた作曲家、林哲司(69)。1980年代の歌謡曲シーンに洋楽テイストを織り込み、新たな世界を作り上げたヒットメーカーがあの名曲の舞台裏を明かした。

 80年代、海を思わせるさわやかなサウンドで人気を博した杉山清貴とオメガトライブが「SUMMER SUSPICION」でデビューしたのは35年前の83年。作詞家の康珍化とのコンビで、シングル曲などを手がけ、いわゆる「トライアングル・サウンド」を作り上げていく。

 「プロデューサー、作家陣、バンドの全員で作り上げるプロジェクトのようなもので、オメガのサウンドが確立するのは3曲目の『君のハートはマリンブルー』以降のこと。それまでは漠然としたイメージでしたから」

 デビュー曲は20万枚を超えるヒットとなった。しかし続く2作目「ASPHALT LADY」は6万枚と一気に落ち込んだ。

 「一言でいえば、世の中に迎合したということなのかな。プロデューサーから2曲目は歌謡曲っぽいニュアンスで作ってほしいとかなり強く言われたんですよ。僕からすれば、デビュー曲もかなり歌謡曲に寄せていたので、これでいいのかなという思いはあったんだけど…」

 それだけに3作目は起死回生の1枚だった。

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