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【オメガトライブ生んだ林哲司激白 ヒット曲舞台裏】杉山清貴とオメガトライブ 再レコーディングした「君のハートはマリンブルー」 (2/2ページ)

 「今度はミディアムでいきたいという発注で。勝負の1枚だったので、僕としてはメロディーはわかりやすく、でもサウンドは今までになかったようなチャレンジをしようと思い、コード進行や構成にも凝りました」

 こうして生まれた「君のハートはマリンブルー」だが、実はオケ段階で一度レコーディングをし直しているのだ。

 「オケの段階で録り直すのって、もうすでに録音しているので、何百万円もパアになってしまうんですよ。でもキーがしっくりこなかったんで録り直そうと。どうせだから構成も考え直したら、すっきりしたんですよ」

 再び20万枚を超えるヒットとなった。そこには杉山のボーカルの存在も大きかったという。

 「メロディーに命を入れるのは、やっぱりボーカルなんです。杉山くんのボーカリストの力が、オメガの作品に命を与えたんです」

 ヒットメーカーとなり今度はアイドル、菊池桃子を手がけることになる。 (つづく)

 ■林哲司(はやし・てつじ) 作曲家、編曲家、シンガー・ソングライター。1949年8月20日生まれ、69歳。静岡県出身。73年、シンガー・ソングライターでデビュー。80年代には「悲しい色やね」(上田正樹)、「悲しみがとまらない」(杏里)、「北ウイング」(中森明菜)などのヒット曲を生んだ。

 来年1月9日、モーション・ブルー・ヨコハマで稲垣潤一をボーカルに迎えたライブを開催予定。詳細は後日発表。林哲司オフィシャルウェブサイト(http://www.hayashitetsuji.com)

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