記事詳細

【外国人が見るニッポン】AI翻訳時代…英語の学習なんて時間のムダ!? (3/4ページ)

 例えば日本語を話せる外国人と話すのと、通訳を介して話すのでは、仮に通訳さんの方が多少精度が高かったとしても、通訳さんを介さず会話をした方が仲良くなれる気がしませんか? これがビジネスの場になってくると、その人が話しているということの信頼性がさらに重宝されます。

 外国の方と付き合いたいということで英語を学ぶ人もいますが、これ翻訳機でいけますかね? ベッドの中でまで翻訳機を使っていたらムード台無しです。

 翻訳機で翻訳していることが相手に気づかれないような技術が開発されたら話は変わるかもしれませんが、それまでは「人が話している」ということの重要性は変わらないのではないかと思います。そもそもそのような完璧な翻訳機が登場するまでにあと何年かかるのよ? という話でもあります。

 もし、あなたが海外旅行に行って相手に言いたいことが伝わればそれでいいというレベルであれば、わざわざ英語の学習のために限りある人生の時間を割く必要はないかもしれません。そんなものは翻訳機があれば伝わりますから。ただ相手の気持ちを理解して、相手の話した内容で笑えるようになりたい。また相手を笑わせたいと考えた時には、一度考えないといけないでしょう。

 一昔前に「通訳がいるから英語の勉強はしなくてもいい」と言っていた人達もいましたが、実際は英語を話せる人の方が出世をするケースが多かったのも事実。計算機やExcelがあるからと言って算数や数学を学ばなくていいなんてことが無いのと同じです。ポイントは「信頼」だと思います。

 どんなに便利なツールがあったとしても、やっぱり自分の言語を頑張って習得してくれた人は贔屓しちゃいたくなりますし、可愛いく感じるものです。相手の国の言語を話すこと、それはその国の相手への最大限の敬意なのです。これこそがどんなに翻訳技術が発達しても翻訳機では得ることのできない、言語を学ぶ意味なのではないかと思います。

関連ニュース