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【酒井政利 時代のサカイ目】乃木坂&欅坂“卒業生”の試練…生駒里奈・西野七瀬・今泉佑唯“あの人は今”にならないためには? (2/2ページ)

 アイドルに憧れてオーディションを受け、人気者になってみると忙しくなりすぎて体調を崩したり、恋愛を禁じられて私生活が空虚に感じたり。時には同じグループの中で競争を強いられる。そんな厳しい現実に直面すると楽しいはずだったアイドル活動が苦痛になる。

 人気メンバーの相次ぐ卒業で、卒業するほうも残されるほうも、ウィン-ウィンになればいいがそう簡単にはいかない。むしろ、逆パターンが目立つ。

 前田敦子、大島優子、渡辺麻友…、多くのメンバーが卒業したAKB48。初代神7といわれたメンバーの卒業後、グループは低空飛行気味だ。ただ、卒業したほうも、神7当時ほどの活躍はしていない。

 生駒里奈は「ひとりになったことで起用していただけても、技術がないことがバレてしまうんじゃないかという不安がある」と弱音を吐く。

 芸能界で生き残るには音楽、ドラマ、舞台からコメントまで、すべてで“表現力”を問われる。そして“覚悟”と“セルフプロデュース力”を身につけること、これが必須科目だ。

 グループ時代にスタッフの指示通りに動いていただけでは、卒業後に大きな口を開けて“あの人は今”の席が待ちうけている。

 ■酒井政利(さかい・まさとし) 南沙織、郷ひろみ、山口百恵、キャンディーズ、矢沢永吉ら300人余をプロデュースし、その売上累計は約3500億円。「愛と死をみつめて」、「魅せられて」で2度の日本レコード大賞を受賞した。2005年度、音楽業界初の文化庁長官表彰受賞。

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