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【聖林裏表】「セサミストリート」バートとアーニーの“ゲイ説”めぐり議論再沸騰 (1/2ページ)

 子供向け米人気番組「セサミストリート」に登場するキャラクター、バートとアーニーの関係が注目されている。1969年の試験放送以来、2人はルームメートという設定だが、このほど番組を担当していた男性脚本家が自らのパートナーとの同性愛関係を基に描いたと証言。これに対して制作団体がバートとアーニーはゲイではないとする見解を発表し、米メディアがこぞって取り上げているのだ。

 この脚本家は、80~90年代に同番組の脚本を担当したマーク・サルツマン。同性愛を扱うニュースサイト「クイアーティ」とのインタビューで、「彼らを描くときは深く考えず、(ゲイだと)思っていた」「愛し合うカップル以外に描く方法はなかった」と証言。

 これに対し、番組を制作する非営利団体「セサミ・ワークショップ」は「彼らは男性キャラクターとされ、多くの人間的な特性や特徴を持っているが、あくまで人形であり、性的志向はない」とツイッターに声明を発表して「ゲイ説」を即座に否定したのだ。

 団体は表現がきつすぎると感じたのか、すぐに撤回して「セサミストリートは多様性を受け入れることをずっと支持し、さまざまな文化や背景を持つ人々を歓迎している。バートとアーニーは親友として創造された」とする新たな声明を出したものの、否定の姿勢は変わらず。

 「LGBTQ」(いわゆる性的マイノリティー)の権利向上を求める動きが広がる中で、ソーシャルメディア上には声明に対して「失望した」などとする書き込みがあふれる事態となった。

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