【ぴいぷる】隙間を“ズイズイズイ~”っと生き抜く! 小島よしお「自然発生的な芸。子供たちの反応がすごい」 (1/3ページ) ぴいぷる
筋肉ムキムキ、ブーメランパンツ一丁。で、腕を振り下ろして地面を踏みならし、「そんなの関係ねぇ!」。
おなじみのポーズで一世を風靡(ふうび)したピン芸人は今、子供たちのアイドルとなった。独自の戦略を抱えて芸人人生の第2ステージへと踊り出している。
「怪しくも楽しげな擬音と造語を作るのは得意中の得意。裸に筋肉も子供心をつかむ大きな要素の1つだと思ってます」
そもそも子供受けを狙った芸スタイルからスタートしたという。
「『おっぱっぴー』とか『ズイズイズイ~』とかは、体の中から自然発生的に出てきた芸。これ、子供たちの反応がすごいんです。あ、でも、おならのコントは長時間やったらそっぽ向かれたこともあります。受けるのは最初の方だけ。不思議なんですけどね」
子供心をわしづかみ。その精度は、キッズ向けライブを年間100本以上こなす中で徐々に上がってきた。
売れっ子だった2012年ごろ、睡眠時間は1日に2~3時間。多忙を極めたが、やがてテレビなどの出演回数が減り、スケジュール表には空白が目立つようになった。
このまま一発屋で終わるのか。だが、「ん? 待てよ。まっ、それも初めっから織り込み済みだし」と気を取り直した。