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【外国人が見るニッポン】海外と比べると規制だらけ!? 日本のテレビ番組について (1/3ページ)

 皆さん、ドーブリージェーン!(ロシア語でごきげんよう!)

 生まれはロシア、育ちは関西、舞台は東京! ロシア系関西人の小原ブラスです。

 ここ最近の日本のテレビは規制・自粛の波に飲まれ、テレビマンもなかなか思うような番組が作れずにいるとよく言われますが、視聴者である私たちも、実際に放送している番組を見ながらそれを肌で感じるようになってきましたね。一昔前と比べて面白くなくなったという言葉をよく耳にします。

 そのようなつもりがなくとも、誰かを傷つけることによって笑いを取ってしまったり、誰かやどこかの団体を敵に回すような内容を放送すると批判が殺到。そしてそれをよく思わないスポンサー(番組資金の提供元)が手を引き番組が終了、または誰かが責任をとって降板、というのが基本的な規制への道のりです。

■テレビ番組の規制が厳しいのは日本だけ?

 よく「海外のテレビは過剰な表現も多い! 日本だけこんなに批判されるのは日本人の国民性によるもので、日本の視聴者が寛容的ではないからだ!」と言う人がいるのですが、それは違うと僕は考えます。

 なぜならこのようなテレビに対する様々な批判と、規制の流れは日本に限ったことではなく、海外でも同じように取り沙汰されているからです。

 例えばロシアでは22時以降、お酒の広告は一切流れることはありませんし、どのタイミングでテレビをつけてもいいように「16歳未満の視聴に適さない番組です」と番組をやっている間ずっとテロップの流れる番組もあります。このような規制は昔はありませんでした(ロシアの場合は政治的に違った規制はありましたが)。

 欧米のテレビでも、各番組ごとに「性描写がある番組」「不適切な表現が多用される番組」「親の指導が勧められる番組」「14歳未満の視聴に適さない番組」などと定められたルールの元に放送・配信され、それは年々厳しくなっていると言われています。

 これらの様々な規制がかけられていても、批判が巻き起こったりするのは海外も同じであり、何かあるとすぐ炎上をするのも日本と同じだと感じます。

 ただ炎上する内容には国民性があるようで、ロシアでは「エロ」や「下ネタ」はなぜかあまり炎上をすることはありません。ロシアでは今でもテレビCMでセックステレフォンの広告がよく流れていています。グラマーな女性がソファーに横たわり「私に電話をちょうだい。リラックスさせてあげる。この1週間で1番幸せな時間を味わわせてあげるわ」などと親指をくわえながらこちらを見つめてくるCMを見るのは、僕の帰省をする楽しみの1つであります。

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