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【トレンドウオッチャー木村和久の世間亭事情】秋の民放ドラマ、織田裕二「SUITS/スーツ」を迎え撃つ“刺客”たち (2/2ページ)

 そんなわけで、保奈美と米倉と演技を比べられる中、織田は俳優としての存在感を見せつけなければなりません。大変です。

 そんななか、織田に第3の刺客が送りこまれました。それが唐沢寿明主演の「ハラスメントゲーム」(テレ東系、月曜夜10時)です。唐沢の役は、スーパーのコンプライアンス室長。出世競争から外れて、クレーム処理などを担当する部署で、七三分けの髪形に銀ぶち眼鏡、しょぼいおっさん姿で登場します。

 唐沢は、役所広司が「陸王」で演じたやさぐれたおやじ像とは、また違ったガンコおやじを好演しています。エリート役の織田に比べて、唐沢の役は美味しいです。味ぽんのCMで鍛えた、庶民派キャラ全開です。対抗する織田は、奥の手、CMの犬役のノリで応戦しますか。今後が楽しみです。

 ■木村和久(きむら・かずひさ) コラムニスト。本連載と日刊SPA!の連載をまとめた近著「50歳からのかろやか人生」(雷鳥社)が発売中。

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