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【酒井政利 時代のサカイ目】“今年の顔”DA PUMPが紅白に出なくてどうする? (1/2ページ)

 季節感はさて置き、今年も年末モードに入ろうとしている。

 暮れが近付くと取り沙汰されるのが音楽賞の受賞の行方と紅白歌合戦出場の顔ぶれ。音楽業界で“今年の顔”に最も近いところにいるのがDA PUMPだろう。

 「(12月)25日以降のスケジュールは空けています」とISSAがアピールするのは暮れの日本レコード大賞の受賞や紅白歌合戦出場への意欲。

 3年半ぶりに今年6月に発売した29枚目のシングル『U.S.A.』が今も日本中を席巻している。ダウンロード数は50万回を超え、YouTubeでは楽曲ランキング1位となり、MVの再生回数は約1億回で、まだ伸びている。

 この秋は幼稚園、小中学校の運動会で競技のBGMとして流れ、文化祭や体育祭ではダンスを踊り、老人会の健康体操にまで使われ、あらゆる世代が自分たちの踊り方で楽しんでいる。忘年会に向けて練習に励むサラリーマンも多いという。

 まさに社会現象。『U.S.A.』の振り付けはカッコいいが、洗練されたスタイリッシュさよりもややダサさが残る。その絶妙なダサカッコよさが『U.S.A.』を踊ることのハードルを低くしているようだ。

 全世代が一体感を持てる楽曲などそう簡単に生まれるものではない。これこそが国民的音楽だ。

 ISSAは「昔はCDの売れ行きでわかりましたが、今はそうじゃないので実感はないです」と戸惑い気味だが、「魔法の曲。僕たちをいろんなところに連れていってくれる」とメンバーのDAICHIは喜ぶ。

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