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【外国人が見るニッポン】外国人タレントの歴史から見る…変わりゆく日本人 (4/4ページ)

 高齢の視聴者層は人生で様々な経験をしてきて、「色んなことがあったけど日本に生まれてきてよかった」と思いたい、安らかに満足して生きていきたいという心理から、「日本のここがすごい!」「日本のここに惚れた!」と“日本を無条件に褒めちぎる外国人”を求めるようになったのです。

 だから今「◯◯ジャパン」「◯◯ニッポン」のような日本の素晴らしさを伝える番組が増えているのですね。そして当事者では気づかない日本の良いところを教えてくれる外国人という枠が必要とされているのです。

 これは良い言い方をすると、日本人が日本を好きになった証拠、外国へのコンプレックスを完全に拭い去り日本を誇りに思えるようになった証拠とも言えますし、悪い言い方をするとこれ以上の成長を諦めた、開き直ったとも捉えることができます。

 こうしてみると日本人は、「戦後外国にコンプレックスを持ちながら何とか日本を立て直し、外国に負けてないぞと闘争心を燃やしながら成長し、成長が止まると自分を変えようと努力をした。でもそんなに頑張らなくても今の日本でもいいやん?」と自分を見直している段階にいるんだなと思いますよね。

 今後日本は外国人労働者の受け入れを拡大していくと言われていますが、そうなると外国人は今よりも珍しい存在ではなくなり、当たり前にいる人達になるのでしょう。

 そんな社会が訪れた時に外国人タレントはどうなるのでしょう。それが4番目の転換期となり、新たに外国人労働者の側に立って、外国人労働者を満足させるような外国人タレントが誕生するのでしょうか。

 日本は確かに素晴らしい。でもまだまだ諦めたらアカンで!!!

■ブラス 1992年4月20日生まれ。ロシアで生まれ、5歳の時から日本に移住。かつては某動画配信サービスで有名配信者であった。現在はサラリーマンとして働く。

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