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【桂春蝶の蝶々発止。】「イッテQ!やらせ疑惑」で思うメディアの言葉狩り (1/2ページ)

 日本テレビ系の人気バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」のヤラセ疑惑が世間をにぎわしています。こういうとき、最終的にはタレントさんがかわいそうですよねぇ…。そこで本日の蝶々発止です。

 そもそも、テレビってヤラセまでいかなくても、大体が「建前」や「予定調和」で成り立ってるんじゃないですか?

 報道系番組なんか、コメンテーターの発言は誰でも言える当たり障りない意見ばかり。しかも、その局の思惑に合う人しか出さないでしょ? 達者な人なんか、局や番組によって思想や発言を変えることもある。ポリシーやアイデンティティーなんて特にない。まさに、ありゃ、「電波芸者」ですよ(笑)。

 日本の視聴者はかなりの確率で、マスコミが流すものを信じてしまう。

 かつて、社会評論家の大宅壮一氏が「テレビに至っては、白痴番組が毎日ずらりと列んでいる。最も進歩したマスコミ機関によって『一億白痴化運動』が展開されている(概要)」と週刊誌で予言したそうですが、これ、まあまあ当たってるんじゃないですかね?

 しかも、「スポンサーありき」が絶対条件の世界。企業イメージを損なう物はダメなんです。コンプライアンスという名の下、無責任に「古き良き日本語」がどんどん狩られていく。

 落語用語で、間抜けで浅はかなことを「与太郎」と言うのですが、私が以前、ラジオ放送で「僕は与太郎ですからねぇ…」と話すと、番組のディレクターから「差別的な言葉は控えてください」と言われました。「これは落語用語ですよ」と説明したら、「あっ、そうですか…んんん…でも、差別っぽいというか『差別風』な言葉なんでやめてください」だって。差別風って何やねん?(笑)。

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