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【玉袋筋太郎 玉ちゃんの酔滸伝】温泉宿とスナック繋いだ若旦那の気概 (1/2ページ)

 先日、大阪で新しくオープンするホテルのプレオープンイベントにお呼ばれして、トークショーをしてきました。

 東京での仕事を終えてからの大阪入りだったのでトークショーは22時半からという遅いスタートでした。ホテルのスタッフと関係者の皆様は私が到着する前から鏡開きもとっくに済ませて、ほろ酔い気分です。

 私もスタッフから、「少し下地(お酒)が入った状態でも大丈夫です」と言われていましたので、行きの新幹線でビールとハイボールを入れて会場とのバランスを調整。到着後にしらふの状況から「まずは、駆けつけ三杯」という形にならず、すんなりとほろ酔い同士が溶け込んだトークショーが始まりました。

 テーマは「大阪と私」でしたが、司会から「玉さんといえばスナックですがぁ…」という振りが来たので、スナックトークが中心となりました。

 スナックとホテルは人をもてなす部分で共通点があります。それと地方に行った際、その地方のスナックで楽しく飲んで、ホテルに帰って寝るわけですから、スナックとホテルはパッケージといってもいいでしょう。

 スナックとホテルといえば、佐賀県の嬉野温泉のことを思い出します。

 嬉野温泉の旅館「大村屋」の若旦那さんから私に声がかかったのは2012年のことでした。若旦那さんは幼少の頃からお母さんと一緒に地元の温泉街のスナックに連れて行ってもらっていたそうなのですが、温泉旅館の経営は昔のように宿泊客が門前のスナック街に繰り出すことをやめ、施設の中にコンパニオンを呼べる場所を作って、お客さまを外に出さないシステムに様変わりしていました。

 若旦那はそうするシステムにより幼い頃に連れて行ってもらった温泉街のスナックの経営が芳しくなくなる姿を見て胸を痛めていたのです。

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