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【zak女の雄叫び】《zak女の雄叫び お題は「晩」》日テレ「やらせ疑惑」から感じる上から目線 (1/2ページ)

 日本テレビの人気バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」がやらせ疑惑に揺れています。今年5月に放送した「橋祭りinラオス」と、昨年2月に放送した「カリフラワー祭りinタイ」にやらせがあったと週刊文春が報じたのです。現地の日本人駐在員やラオス情報文化観光省などから「ラオスにそんな祭りはない」との証言を得て、番組側が現地コーディネーターに依頼して橋祭りを開催させた疑いが浮上しました。

 当初は「やらせではない」「現地コーディネーターが持ちかけてきた」と全面否定、責任転嫁の姿勢だった日テレですが、批判はやまず、大久保好男社長が「疑念を生み、大変申し訳ない。放送責任は全て日本テレビが負う」と謝罪し、番組内でも視聴者に謝罪する事態になりました。

 番組を見たことがないので今回の疑惑については何ともいえませんが、バラエティー番組の現場では「演出」なのか「やらせ」なのかわからない場面が多くあります。

 今は亡き愛犬が某民放番組に出演したときのこと。愛犬はジャーマンシェパードのため、外見はオオカミに似て怖いですが、賢く優しい性格でした。ところが番組では芸人が愛犬を怖がるシーンが中心で、シェパードの“恐ろしさ”ばかり強調される演出になっていたのです。世の多くのシェパードに誤解を与える内容ではありましたが、大型犬は扱い方を間違えれば危険であることは事実。笑って許せる範囲ではありました。

 以前、滞在したことのある西アフリカのブルキナファソをめぐるやらせの話もよく聞きます。首都から遠く離れたジャングルの湖に人食いワニがいて…という某民放番組は、実は首都からわずか数キロの町の小さな池にいるワニを取材したものでした。

 取材をコーディネートした知人は「制作側にはアフリカといえば未開の地という固定観念がある。小さな事実誤認やおもしろく伝えるための大げさな演出は毎回だよ。それでもブルキナファソが取り上げられることがありがたいからね」と苦笑いしていました。