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【フリーアナウンサー近藤淳子のまもなく本番です】芸のためなら…「セーラー服を脱がさないで」熱唱!? (1/2ページ)

 石川県のTBS系列北陸放送に勤務していたころ、『歌のない歌謡曲』というラジオ番組のパーソナリティーをしていた時期がありました。この番組の歴代担当者は、人気のアナウンサーやベテラン実力派の方が多く、新人だった私が抜擢されたことはとても光栄でしたが、全く自信がありませんでした。やる気はあってもスキルがついていけないのです。リスナーの皆さんにも申し訳なくて、正直、悩んでいました。

 といいますのも、この番組は、北海道から沖縄までのAM局で昭和27年から、今も続いている超老舗番組。全国にリスナーは500万人以上。各地の放送局のアナウンサーが、地域性を生かしてそれぞれのエリアを担当しています。季節のお料理レシピや家事のひと手間など、暮らしに役立つ衣食住の身近なネタを探して、自分で原稿を書きます。懐メロから最近のヒット曲まで、まさに、番組名にもある『歌のない歌謡曲』のインストゥルメンタルをBGMに、毎朝トークを展開していくというスタイルです。

 そして、年に一度、全国のアナウンサーが大阪の放送局に集結して、番組制作コンテストが開催されていました。しかも前夜祭があり、番組を初めて担当する新人は、ホテルの大きな会場に設置された舞台で芸を披露して、10点の手持ちパネルを持った10人の審査員にジャッジされるという登竜門を潜り抜けなければいけませんでした。

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