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【玉袋筋太郎 玉ちゃんの酔滸伝】妻が突然の入院… 初老の身に降りかかった寂しい独身生活 (1/2ページ)

 私事ですが先日、妻が突然入院してしまいました。妻の病の原因の一つに、今年に入ってから起きたさまざまな出来事によって降りかかるプレッシャーを自分だけで乗り越えてみせようとした、私のうぬぼれがあります。私だけではね返そうと思っていたプレッシャーは、実は妻にもかかっていたのです。

 遅まきながら、今はただただ一人芝居が通用していたと思っていた自分を恥じ、妻に深謝し、ともに逆境と病に立ち向かっていこうと誓う本当にばかな私なのです。

 妻が入院してしまい、日常生活が全く立ち行かなくなりオロオロした私です。結婚して以来26年間、生活のことはすべて妻に任せっきりにしていたので、家事全般、何をどうしていいかわからないのです。言ってみればチョンガー(独身)時代に逆戻りです。

 これが若い頃だったらのんきに「独身生活を謳歌(おうか)するぞ」などと不謹慎な強がりも言えるのですが、50歳を過ぎた初老の身に突然降り掛かった独身生活は、本当に堪えました。夕刊フジ連載「ドクター和のニッポン臨終図巻」の長尾和宏さんと、妻に先立たれたり独身生活が長すぎる男性に孤独死が多いというトークショーをしたばかりでしたから、「オレもゴミだらけの部屋で孤独死してしまうのでは…」と不安が襲いかかってくるのです。

 仕事に出るときの下着や服がどこにあるか分からず、泥棒のように家中のタンスを荒らしまわりました。風呂掃除も洗濯も自分でやらなければいけません。五十を過ぎた男のウンコ付きのパンツを洗ってくれる妻が本当に偉大に感じました。

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