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【ぴいぷる】争いに満ちた世界に届け!「愛の歌」 来年デビュー50周年、シンガーソングライター・長谷川きよし (1/3ページ)

 ガットギターをかき鳴らして歌う。デビューシングル「別れのサンバ」(1969年)はラジオの深夜放送から火が付き、大ヒットとなった。来年デビュー50周年。記念コンサートが続く。

 「これまでは自分から『何周年』なんて言うのは抵抗があったけれど、さすがに50年経ったんで記念してもいいのかなって。とにかく、自分がいいと思ったものだけを歌ってきて、今でも聴きに来てくれる人がいる。やってきてよかったと思います」

 シャンソン、ラテン、ポップスなど、さまざまなジャンルの要素を取り入れ、ギター・テクニックとしなやかな歌声で当時の若者を魅了した。

 「デビューの頃は、ギターを弾いて歌う人はみんなフォークシンガーって言われて。シンガーソングライターなんて言葉はなかったし、ぼくはフォークを歌っているつもりはなかったんだけれど」と苦笑いする。

 2歳半で失明。歌手である前に「盲目の」という枕詞(まくらことば)も必ずついて回った。

 「メディアのなかには、障害があることを前面に出してぼくを取り上げようというアプローチも結構ありましたけれど、そういうものは一切断ってきました。だから『うるさい奴』『面倒な奴』と言われましたね。でもそう見られることを払拭できなければだめだと思っていましたから」

 目が見えないことを理由に暗に避けられたこともあったという。

 「あるテレビ局では、『長谷川きよしが映ると画面が暗くなるからだめだ』っていう話が出たことも聞きました」

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