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【サザンオールスターズ40周年への轍】1986年 各メンバーが個性的ソロ活動を展開 ロック魂を爆発させた「KUWATABAND」 (1/2ページ)

★第9回 

 ハレー彗星が地球に大接近、おニャン子クラブが大ブームとなり、ファッションでは「ボディコン」が流行したのも、この年だった。「写ルンです」(富士フイルム)や「モルツ」(サントリー)がヒット商品となり、ファミリーコンピューター用ゲームソフト「ドラゴンクエスト」が社会現象を巻き起こした。「究極」「新人類」と言った言葉が“流行語”となった1986年。

 サザンオールスターズとしての活動をいったん休止し、各メンバーがそれぞれに個性的なソロ活動を展開し始めた。

 桑田佳祐と松田弘は新しいグループ「KUWATA BAND」を結成し、1年限定の活動をスタートした。サザンとは一線を画し、桑田にとってのロックを再確認するかのような精力的な活動を繰り広げた。

 4月、「KUWATA BAND」としては初のシングル「BAN BAN BAN」を発売した。同曲は資生堂の夏のキャンペーン・ソングに抜擢され大ヒット。オリコンのシングルチャートで3位にランクされた。

 さらに、7月には第2弾シングルとして「スキップ・ビート(SKIPPED BEAT)」と「MERRY X,MAS IN SUMMER」も同時発売している。

 「スキップ・ビート」はオリコン・チャートで6週目にしてトップの座を射止めた。サザンオールスターズとしては、ここまで達成できていなかった1位を、何と「KUWATA BAND」で成し遂げたことになる。

 ちなみに「KUWATA BAND」に先駆けて、関口和之は初のソロアルバム「砂金」、そして野沢秀行もポッププロジェクト「J.E.F」に参加し、初のソロアルバム「Japanese Electric Foundation」を発表するなど、個々のメンバーは精力的な活動を展開した。

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