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海老蔵、初の親子共演で見せた父の顔 役と実生活が同じ設定 (1/2ページ)

 初春。寄席に芝居にわくわくする舞台が元日以降次々に初日を迎えた。

 東京・歌舞伎座では、長期療養から昨年9月に復帰した歌舞伎俳優の中村福助(58)が、弟の中村芝翫(53)と約5年3カ月ぶりに共演を果たすという、お年玉があった。「復帰公演より回復しています。せりふもしっかりしていましたし、立ち姿で登場しました」(演劇記者)

 歌舞伎座から徒歩約5分。新橋演舞場では、市川海老蔵(41)が、長女の堀越麗禾ちゃん(7)、勸玄くん(5)と本興行では初の親子共演を果たし、やんやの喝さいを浴びた。

 今年は先々代の十一世市川團十郎の生誕110年。その記念演目で、孫の海老蔵、ひ孫の2人が祝祭性あふれた舞台で連綿と続く成田屋の行く末を感じさせるという趣き深い演出になっている。

 昼の部、夜の部、合計8演目中、海老蔵は5役で出演。新年早々、八面六臂である。共演は夜の部の「牡丹花十一代(なとりぐさじゅういちだい)」で実現。海老蔵の役は、江戸市中で知られる鳶頭の成田屋海老蔵。2人は頭の子供たちという実生活と同じ設定だ。

 海老蔵が登場すると、「待ってました!」と声がかかる。それを受け「待ってましたとはありがたい。だけど皆さんが本当に待っているのは俺のことかい?」と返し大爆笑。なかなかやって来ない2人に「一番心配ぇなのはこの俺だ」と親の表情を見せ、花道から2人が定位置までくると「出て来たな、ひと安心だ。早くこっちへ来い」と、さらに舞台中央に呼び寄せた。

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