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【元文春エース記者 竜太郎が見た!】桑田佳祐、松任谷由実らベテラン勢健闘も… 紅白MVPはMISIAのパワフル歌唱力! (1/2ページ)

 夢を乗せて走る車道 デビュー以来のライブ映像をアバンに、軽やかなピアノの旋律がいざなったのは「希望の轍」。平成最後のお祭りとなった2018年の紅白歌合戦の大トリ(最終歌唱)はサザンオールスターズ。デビュー40周年の彼らの歴史が、過去から現在、未来へと続く時の流れを喚起させる。

 続く「勝手にシンドバッド」はサンバチームを従え、ラテンリズムで会場を盛り上げ、歓喜のムードは最高潮。62歳の桑田佳祐が汗をかいてステージを飛び回り、「サブちゃ~ん」と5年ぶりの紅白出場となった御大、北島三郎(82)を呼び込み、にぎやかなテンションにあのユーミン(松任谷由実、64)が加わって桑田と即席コラボ。お互いハグし、

 心なしかユーミン、波の音がしたわ

 と、桑田が即興の替え歌を歌えば、ユーミンは胸騒ぎの腰つき、恋するようなダンスで絡む。金の紙吹雪が舞う中、ベテラン勢が大健闘、喜びをパフォーマンスし、会場はおろか日本中をひとつにするような感動を与えた。

 「前回の紅白は視聴率40%を割り、今回は目玉がないと言われ、ドリカムと交渉を続けましたが、結局、吉田美和の声の調子を理由に断られました。しかし35年ぶりにNHKホールに出演したサザンのおかげで、結果的に大成功。第2部は視聴率41・5%で大台を回復しました」(NHK関係者)

 「マンネリ」と酷評されることも多い紅白だが、今回は歌手、選曲、ダンス、構成、演出に工夫があり、なにより全体的にまとまりがあったように思う。

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