記事詳細

【大人のTV】元ザ・タイガースとの“意外な接点”も 「『眠狂四郎』を生んだ男 柴田錬三郎」 (1/2ページ)

★「『眠狂四郎』を生んだ男 柴田錬三郎」(BSフジ、20日午後6時)

 昨年、没後40年だった作家、柴田錬三郎(1917~78年)。その代表作である「眠狂四郎」は56年に誕生した。従来の剣豪小説とは一線を画するニヒリズムにみちた作品は、剣客ブームを巻き起こしたほどだ。

 時代小説屈指のヒーローである「眠狂四郎」は何度も映像化されてきたが、鶴田浩二、市川雷蔵、田村正和といった、いずれもクールなダンディズムがにじみ出るような俳優が主人公を演じている。

 そんな柴田だが、70年代には「3時のあなた」などに出演し、文化人タレントとしても活躍。自身も舶来ブランドを着こなし、歯にきぬ着せぬ物言いをみせるダンディーぶりで、当時の若者は憧れ、多大な影響を受けたという。

 番組では、多くの作家らの証言をもとに、そんな柴田の実像に迫っている。北方謙三、大沢在昌、姫野カオルコの3氏は鼎談(ていだん)で柴田錬三郎作品への思いを熱く語る。ダンディーな北方氏や大沢氏が、柴田のニヒリズムやダンディズムに思いをはせているのは、まさにダンディズムの源流といったところか。

 そして意外なところでは、グループ・サウンズの元ザ・タイガースのドラマーだった瞳みのるがVTR出演している。そう“ピー”の愛称で、“ジュリー”沢田研二に次ぐ人気があった人物だ。

関連ニュース