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【織田哲郎 あれからこれから vol.2】一過性ではない普遍的なメロディー 今も作ってはやめての繰り返し (1/2ページ)

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 今年デビュー40周年を迎えた作曲家、織田哲郎(60)。屈指のヒットメーカーが山あり谷ありの半生などをつづるコラムスタートに先駆けての直撃インタビュー。後編はメロディーメーカーとしての生みの苦しみや、ロックバンドへの思いを熱く語った。

 プロとしての矜持。それが普遍的なメロディーだ。「おどるポンポコリン」も「負けないで」もいまだに誰からも愛されている。「それは自分の中で、一過性ではない、普遍的なメロディーを作っているからだと自負しています」

 そんなメロディーメーカーのルーツはどこにあるのか。

 「人生で最初に買ったアルバムはサイモン&ガーファンクルの『明日に架ける橋』。延々聴いていたな。あれが最初のアルバムでよかったと思うほどです」

 とはいえ、自身のアルバムとなると「後から聴くと後悔ばかり」と明かす。「今も作ってはやめての繰り返し。いつアルバムができるんだと思いますよね」と産みの苦しみも口にする。

 実は2007年にリリースしたアルバム「One Night」は、セルフカバーアルバムを除くと、前作から14年もかかっている。

 「後悔しないものを作ろうと思ってね。それだけに誇りに思えるものを作ったぞという自負はある。でも、そこまでやると今度は新鮮味はなくなるよね。そんなペースで作ってたら、次作まで俺は生きてるのかって」

 現在はソロ活動と並行して、ダイアモンド☆ユカイらと組んだバンド「ROLL-B DINOSAUR」でも活動している。なぜロックバンドなのか。

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