記事詳細

【シネマパラダイス】ノーベル賞受賞から…夫婦の心の揺れ動きを描いた 「天才作家の妻-40年目の真実-」

 米女性作家が書いた小説を、スウェーデンのビョルン・ルンゲ監督が自国で行われるノーベル賞受賞者に置き換えて映画化。受賞によって人生の危機に直面する夫婦の心の揺れ動きを丁寧に描いている。アカデミー賞の前哨戦とされるゴールデングローブ賞で、妻を好演したグレン・クローズが主演女優賞を受賞して話題だ。上映時間101分。26日公開。

 米に住む現代文学作家のジョゼフ(ジョナサン・プライス)はノーベル文学賞受賞者として、妻ジョーン(クローズ)と息子で新人作家のデビッド(マックス・アイアンズ)とともにスウェーデンのストックホルムを訪れる。飛行機の中から記者のナサニエル(クリスチャン・スレーター)が接近してくる。ジョゼフの作品はジョーンとの共作で、彼女の心中は穏やかではない…。

 【ホンネ】オチには意表をつかれた。ストックホルムを訪れる受賞者が受けるおもてなしの数々が興味深い。世話役の専属スタッフとカメラマンと車がつく万全の態勢。だが朝、たたき起こしてベッドで写真撮影というサプライズはやり過ぎかも。(映画評論家・おかむら良)★★★★

 ★5つで満点

関連ニュース