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【新橋のネクタイ巻き TV視てますか?】高畑充希と西島秀俊の共演にジーン… 個性派集結「メゾン・ド・ポリス」 (1/2ページ)

 TBS金曜夜10時『メゾン・ド・ポリス』はまず同名原作(加藤実秋)のアイデアがいい。所轄の新人女性刑事が、5年前の殺人事件を担当した元刑事が住んでいるという古びた洋館を訪れると、そこは退職した警察関係者だけが暮らすシェアハウス。退職したとはいえ、捜査の腕は昔取った杵柄のおじさまたちに導かれて…という設定。その新人刑事を高畑充希、元捜査1課の刑事を西島秀俊、館のオーナーで元警察庁のキャリアを近藤正臣、元所轄の熱血刑事を角野卓造、元科捜研の科長を野口五郎、館の管理人で家事全般を担当する元警務課の警部を小日向文世が、個性たっぷりに演じている。

 男5人の中では一番若い西島は館の雑用係でもあり、大先輩たちに逆らえずに高畑とバディーを組まされるが、高畑と西島のキャスティングには勝手ながら深~い意図を感じてしまう。

 高畑といえば朝ドラ『とと姉ちゃん』のヒロイン。子供の頃に父を失い、長女の自分が父親がわりで母や妹たちを支えていた。その父(とと)役が西島だったのだ。「とと姉ちゃん」という題名には、西島がふんした“とと”の存在が刻印されている。

 その関係を念頭に置きながら本作を見ると、何気ないシーンでも勝手にジーンときてしまう。そこまで制作者が計算したとは思えないが…。

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