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浅草だから実現した「ビートたけし杯 漫才日本一」 優勝のマッハスピード豪速球「ネタを見てもらえるだけで興奮」 (1/2ページ)

 でき立ての漫才コンテストは成功裏に終わった。先日、東京・浅草の東洋館で開催された「ビートたけし杯 漫才日本一」。世間的にはほとんど無名の漫才師10組が勝負ネタで競い合った。

 台東区主催の文化事業「江戸まち たいとう芸楽祭」の一環で、審査基準は「観客に一番受けたかどうか」。観客は投票用紙に1組だけ〇を付けることができる。「その結果と審査員の結果はほとんど一緒だった」

 審査総評でたけしもそう伝えた幸せな笑いの一致。常々、たけしはお笑いの審査員はしないと公言している。ところが今回は、自らの名を冠したコンテストだ。設立事情を知る演芸関係者が舞台裏を明かす。

 「たけしさんのもとには、いろんな名誉職の話が持ち込まれるが、ほとんど断っている。今回は浅草でやるということが大きかった。区の幹部が直訴して、OKをもらったと聞いています」

 M-1のように大々的な予選を開催する時間もシステムもない。結果、たけしにネタを見てもらい、「ビートたけし杯」を取りたいという若手有望株を、芸能プロダクションや漫才団体に推薦してもらう方法となった。

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