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古田新太&安田章大の音楽劇「マニアック」 成海璃子、堀内敬子ら女優陣が抜群の存在感 (1/2ページ)

 音楽劇「マニアック」が今月27日まで、東京・初台の新国立劇場中劇場で上演されている。俳優の古田新太(53)が関ジャニ∞の安田章大(34)を口説いて実現した舞台だ。

 とある町の山の上にある病院で、新しい医療の可能性を夢見るという大義名分の元、入院患者の人体改造実験が行われている。院長が古田、うっそうと生い茂る樹木を手入れする庭師が安田だ。

 古田のすごみを「統率力」と感服する安田と、安田を「関ジャニの中のバランサー。後は変わった人が多いので」と見抜く古田の息はぴったり。2人が風変わりな舞台をけん引するが、見どころは女優陣の魅力だ。

 院長の一人娘のメイが成海璃子(26)。医道に進んでいるが、血を見ると気を失うという職業上の決定的欠陥を持つ。後半ちょっとシモっぽいせりふもあるが、80年代風アイドルにふんして歌い踊るシーンではピンクのフリフリのミニスカが似合っている。

 「(演技で)歌うこと自体が初めてでとにかく緊張した」と1月の大阪公演当初を振り返ったが今ではすっかり板についた様子。成海を「リコピン」と呼ぶ古田は「おニャン子(クラブ)っぽいものになればいいと思って」としてやったりだ。

 看護婦長役の堀内敬子(47)がまたいい。衣装は終始看護師だが、ちょっとふくよかな感じが透けて見えて、何ともセクシーなのだ。マッドサイエンティスト風の院長の片腕として、院長に洗脳された狂気を濃淡を変えながら打ち出してくる。感情の寸法の測り方、出し方がうまい女優である。歌は文句なくうまい。元劇団四季のスキルが生きている。

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