【壇蜜のもっとハァハァしてる?】入浴剤大好きな私の“甘酸っぱい”思い出 (2/2ページ) 壇蜜のもっとハァハァしてる?
しかし、お風呂をわかしてくれた母をそっちのけで一番乗りで入った天罰でしょうか。事件は起きました。
「なんか…ひりひりする」。どうやら私はバスソルトを規定量以上に投入していたようで、塩分の刺激で皮膚がピリついてしまったのです。あっという間にかゆさが広まり、全身をむずむずさせながら慌てて湯船から脱出。母には内緒で凶器と化した湯を半分抜いて新湯を足し、体をぬるま湯で洗い流しつつ証拠隠滅を成し遂げたのでした。
まるで稲葉の白兎のワンシーン。皮をはがされだまされて、海水に浸された兎の皮膚の痛みはこんなもんではないでしょうが…。目分量という大雑把さ、一番乗りで入った敬わない態度、そして長湯の癖…、すべてが跳ね返ってきた、甘酸っぱい思い出です。
■壇蜜(だん・みつ) 1980年12月3日生まれ、秋田県横手市出身。本名・齋藤支靜加。158センチ、B85・W60・H89。昭和女子大卒。NHK総合「まんぷく」「みかづき」に出演中。
レギュラー番組は文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」水曜パートナー、テレビ埼玉「板尾壇(談)」、TBS「サンデージャポン」(隔週)、NHKラジオ第2「高校講座 保健体育」、文化放送「壇蜜の耳蜜」など多数。