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【外国人が見るニッポン】外国人が日本の病院に通いたくないワケ (3/3ページ)

■プライバシーへの配慮が足りない

 外国人が日本の病院に行きたくない理由はこれです。プライバシー保護のための配慮が海外の病院と比べると徹底されていない病院がまだまだ多いのです。

 もちろん、徹底してプライバシーを守ってくれる病院は増えていると聞きますし、紙に書いてもらう工夫をしている病院も増えています。むしろ、待合室で症状を聞くほど配慮のない病院の方が少ないかもしれません。でも、診察室がカーテン1枚で区切られているだけで外に丸聞こえだったり、薬局で薬を受け取る時に周りに聞こえる環境で説明をされるなど些細ではありますが、患者のプライバシー保護のための配慮はまだまだだと感じます。日本人って人の目を気にするし、何かと個人情報個人情報と言われる時代なのに、何でここだけ意識が低いのでしょう。

 海外では医療が充実していなくても、この点はかなり徹底されている印象です。ロシアでは診察室に入るまで症状を聞く病院はありませんし、診察室は完全に個室です。歯医者も日本のように1つのフロアに何台もチェアーユニットを並べて、複数の患者を同時に治療することは珍しいです(これは日本の方が効率的かもしれません)。症状、病名はトップクラスの機密情報として扱われます。

 外国人が日本の病院に行きたくないのは単純に「恥ずかしいから」なのです。これは外国人に限らず、日本人でも嫌だと思いながらも我慢してる人が多いのではないでしょうか?

 僕は個人のメールアドレスやネットの検索履歴が流出するよりも、不特定多数の前で大声で自分の症状や病名を言われることの方が何倍も嫌です。

 医療現場の人手が足りないのも分かります。生きるか死ぬかという状況でプライバシーなんて二の次になるのも分かります。でもせっかく医療そのもののレベルも、医師のレベルも高いのにもったいない。ちょっとした配慮だけでもいいので、できる範囲で改善してほしいものです。

 ちなみに僕の足の裏にあったのは、ただのホクロでした。

■ブラス 1992年4月20日生まれ。ロシアで生まれ、5歳の時から日本に移住。かつては某動画配信サービスで有名配信者であった。現在はサラリーマンとして働きながら、YouTuber「ピロシキーズ」としても活動。

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