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【ぴいぷる】「解散は失敗だった」JUN SKY WALKER(S)・宮田和弥 40年、50年歩いていこう (1/3ページ)

 「歩いていこう」「START」…。心がはねるビートパンクは今も変わらない。昨年デビュー30周年を迎えたロック・バンド「JUN SKY WALKER(S)」はアニバーサリーツアー中だ。

 「30代にさしかかったころ、自分の中で迷いが出たんですよ。前向きな歌を歌うことに違和感を覚えて…。大人になっていく中で、純粋さだけでは生きていけないことが分かってくる。大人の汚れた世界を見ちゃったりしてね。で、前向きな歌を歌うことが恥ずかしくなったんだ」

 デビュー10年目で一度解散した。ただ、そのことは後悔していない。

 「今は、解散したことは失敗だったと思っているの。本当はどんなことがあっても続けるほうが素晴らしい。でも、僕らは失敗したことで今があるわけだからね」

 30年という時間は「長いようで、短いようで」という。アルバムを出して、ライブをやって、ひたすらに音楽に取り組んできた。「それが日常だった」とも。

 「寿司職人や、喫茶店のマスターと一緒。自分たちはよりいいものを提供して、お客さんに喜んでもらう。別にバンドだから特別だというわけじゃない。人から見ると、すごいと思うかもしれないけど、やってる側からすると苦じゃない」

 今はメンバーもみんな50代。すっかりいいオヤジになった。今もなお直球のメッセージを伝える。しかし、そこには実は変化もある。

 「僕らもそうだけど、受け手側も随分と年をとった。だから曲の受け取り方も違う。僕たちの成長とともに楽曲も成長している。当時歌っていた曲も、今歌うとメッセージ感も違ってきている」

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