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ケーシー高峰さん死去 舌がん復帰時も“エロ”会見「リハビリは女性とキス」 ピンク映画に出演も (1/2ページ)

 白衣に聴診器姿で「セニョール」「グラッツェ」といった怪しげなラテン言葉を駆使したエロ医学漫談で知られるタレント、ケーシー高峰(たかみね、本名・門脇貞男=かどわき・さだお)さんが8日、肺気腫のため入院先の福島県いわき市の病院で死去した。85歳だった。山形県出身。俳優としてもピンク映画から重厚な作品まで幅広く活躍した。葬儀・告別式は近親者のみで行う。喪主は妻、詠子(えいこ)さん。

 関係者によると、昨年4月ごろに肺気腫と診断され、同9月以降は仕事を控えて、30年以上前に移り住んだいわき市内の自宅で療養。約1カ月前から体調を崩し、同市内の病院に入院、家族らに看取られて旅立った。

 家業を継ぐため日大医学部に入学するも、ジャズやラジオに傾倒し芸術学部に転部、芸人の道へ。その芸名は脳外科医を描いた米ドラマ「ベン・ケーシー」と、名女優の高峰秀子さんから取ったもの。

 「セニョール」「グラッツェ」といった怪しいラテン言葉は、東京外語大スペイン語学科出身の商社マンだった父の影響。1970年代にはテレビ番組の司会などで人気を博す一方、俳優業に進出。

 70年に「喜劇 冠婚葬祭入門」で映画に初出演し、ピンク映画にヤブ医者役のコメディリリーフとして出演する一方、「遠雷」「楢山節考」「塀の中の懲りない面々」などで個性を発揮した。ドラマにも数多く出演し「夢千代日記」「新 事件」「木更津キャッツアイ」などで脇役として存在感を示した。

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