記事詳細

【記者は見た!懲りない男ショーケン伝説】「岸恵子さんの舌が俺の口に…」恋多き性格が芽吹き始めた22歳のショーケン (1/2ページ)

★(2)

 1970年にザ・テンプターズを解散後、萩原健一は沢田研二らとPYGを結成するが、会場は「ジュリーを見たい」「ショーケンがいい」と互いのファンが相殺。動員も予想を大きく下回り1年で解散。ショーケンは俳優の道を探る。

 そのころ、彼はドラマ「サインはV」で人気者になった2つ年上の范文雀さん(2002年没)と出会い、しばらく付き合っている。台湾系の范さんは容姿端麗のエキゾチックな女優だった。

 1972年に転機が訪れた。パリに移住していた岸恵子が一時帰国し松竹映画「約束」に主演。ショーケンは映画製作の勉強のため、サブの助監督として参加していた。

 殺人罪で服役した主人公は夫の墓参りのため監視人つきで仮釈放される。その途中で傷害強盗罪の容疑で逃亡中の青年と出会う。男の一途な告白に心を打たれた彼女は出所後に約束の場所に行くが男は現れず…。

 後の取材でショーケンは「俺の案で自分のファンだった岸恵子さんを指名。最初は岸さんの送迎運転手をし、買い物を手伝った。そんな俺を気に入ったのか、岸さんは斎藤耕一監督に『萩原君みたいな相手役がいい』と進言。オレは悩んだが、范さんに相談したら『出たほうがいいわ』と賛成するから決めたんだ。岸さん、すごい美人だしね」と明かした。

関連ニュース