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【元文春エース記者 竜太郎が見た!】「アメトーーク」大阪・西成に“差別的表現”でテレ朝謝罪 コンプライアンスの厳しさに制作側は悲鳴 (1/2ページ)

 「先週のテレビ朝日系『アメトーーク』のお題は『相方やさしい芸人』で、サンドウィッチマンらが仲良しエピソードを披露し好評でした。しかし仰天だったのは、その後に仰々しく告知されたおわび。2月14日放送の同番組『高校中退芸人』で、大阪府立西成高校と大阪西成地区について差別的な内容があったと謝罪するものでした」(放送作家)

 人気番組だけに、いったい何があったのかと、かえって注目を浴びることに。問題となった放送では、西成出身で同校を中退した女性芸人が「椅子を投げる人がいるので、それを防ぐために椅子と机がつながれている」「窓がガラスでないのは、ガラスだと割る人が多いから」「トイレットペーパーを生徒が職員室に取りに行くのは盗難防止策」「入学時に9クラスあった学年が、辞める生徒が多くて、卒業時には5クラスになった」などとトーク。

 「不良あるある」は、お笑い番組の鉄板ネタだが、「それに反発したのが同校と大阪府教育委員会。机椅子一体のスクールデスクは他校にもあり、不良生徒対策ではないと番組に抗議。特に取り沙汰されたのが『西成には行かないほうがいい』という発言で、問題のある学校や地域だと印象づけたと謝罪を求めたのです」と民放プロデューサー。さらにこう続ける。

 「番組は収録ですからVTRの段階でチェックできたはずで、落ち度はありますが、一方で年々厳しくなるコンプライアンスに制作側が悲鳴を上げているのは事実。そればかり気にしすぎて、表現や番組作りに支障をきたしているという声もあります」

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