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【桂春蝶の蝶々発止。】タイガー・ウッズ復活優勝と日本人の「不寛容」 (1/2ページ)

 「色々(いろいろ)」あった人、世の中にたくさんいらっしゃいます。でも、さまざまな苦難を乗り越えて、晴天の「青空」に変えてゆく。そんな「色即是空」も美しいですよね。男子ゴルフのマスターズ・トーナメントで、あの復活優勝を全世界に見せてくれたタイガー・ウッズ選手に、この言葉を贈りたいです。

 一時は、不倫スキャンダルで身も心もボロボロに。不調とスイング改造、成績低迷、度重なる腰の手術、そして、薬物の影響下で車を運転しての逮捕…。それらを克服してのメジャー制覇って、涙があふれます。

 何か大きなことを成し遂げる人、眩(まばゆ)いばかりの光を放つ人に対し、人々は称賛をおくります。ただ、その光の分だけ「陰」は存在します。光の量が多い人ほど陰があり、その陰の黒は大きく色も深い。

 スポーツは私は専門外ですが、芸術芸能などを志す人はもともと、他の人となじめないほど、何かいびつなものを抱えています。いわば「普通」ではない。

 優秀な芸術は見ていてうっとりします。地球上に存在する大自然を見て「美しい」と感じるのと同じですね。木々や湖、海、川、それに恩恵を受ける生物たち…。見ていて心が和みます。

 ただ、それを形成しているのは、地下のドロドロとして、ひたすら熱いマグマの「熱エネルギー」です。これが熱ければ熱いほど、地上に形成されてゆく自然は豊かで美しくなっていきます。

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