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【酒井政利 時代のサカイ目】キャンディーズ解散から41年… 「歌ともう一度向き合う」伊藤蘭の挑戦に期待 (1/2ページ)

 伊藤蘭がソロ歌手デビューする。

 伝説のアイドルグループ、キャンディーズが「私たちは幸せでした」と名言を残し、「普通の女の子に戻りたい」と解散してから41年。

 音楽学院出身の伊藤、田中好子、藤村美樹の3人は“食べてしまいたいほどかわいい女の子たち”を意味してキャンディーズと名付けられ、当初は番組のアシスタント、マスコットガールで茶の間をにぎわせた。

 1973年に『あなたに夢中』で歌手デビューすると、76年の『年下の男の子』でブレーク。アイドルグループの元祖ともいえる存在に。78年の後楽園球場でのお別れコンサート『ファイナルカーニバル』で空前の5万5000人を動員するなどいくつもの金字塔を打ち立てて活動を終えた。

 伊藤は休養後、80年の映画『ヒポクラテスたち』で女優として活動を始め、ヨコハマ映画祭で助演女優賞を受賞。蜷川幸雄演出の『太陽2068』、三谷幸喜演出『子供の事情』などの舞台やドラマなどで存在感を示す。2013年には映画『少年H』で28年ぶりに水谷豊と夫婦共演。初の夫婦役が話題に。

 そんな伊藤のソロ歌手の船出はアルバム『My Bouquet(マイブーケ)』。「すべてのタイミングが合ったという感じで、思いがけず弾みがついてしまったというか」と伊藤。「歌うことに自信なんてないですし、でも年齢的なことも考えると、そうそうこんなチャンスがあると思えないですし、まだエネルギーがあるうちに、歌ともう一度向き合うのもいいのではないかと思いました。間違いなくラストチャンスだと思ったから」とソロデビューにかける思いは大きい。

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