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【みうらじゅん いやら収集】自作のSM画…老後のさらなる精進楽しみに (1/2ページ)

 僕の肩書は一応、『イラストレーター』ってことになっているんだけど、それだけじゃ食えないからいろんなことをしてる。うまくその内容を説明出来ないから今では“イラストレーターなど”と名乗ることにした。

 そもそも、イラストレーターが何であるのかよく分らない親戚筋。いつぞや「東京で、インストラクターやってんのやて」と、言われたことがある。インストラクターの方が通りがいいわけだが、肝心なことが抜け落ちてることに気付いていない。それは“何の?”インストラクターかってことなんだけど、そこまで知ろうとしないのが世間ってやつだ。

 イラストレーターの方は昔、挿絵家って呼ばれてた職業で、小説やコラムの端の添えものであった。良く言うと描写、装飾、情報を補助する役目。

 児童書には必ずあるものだが、大人の本になると挿絵が載ってることはまれ。それでも、堂々載ってるどころか、メーンの小説を食ってしまってる感すらあるSM誌。今ではネットに押され、部数も激減しているのであろうが、その挿絵見たさ、欲しさに僕は買っている。昭和な時代、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズの挿絵家の中には、別名で同時期、SM画を描いていた方もおり、その“怪しさ”“艶めかしさ”は地続きであった。

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