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山田邦子騒動から考える芸能界のマネジメントの重要性 (3/3ページ)

 「スタッフがアンテナを張っていないとチャンスを逃しますからね。受ける仕事ばかりだと、やがて縮小していく。でも、長期的な戦略的を持って仕掛けられるスタッフはごく一部。たとえタレントがドラマに出たいと思っても出られないケースなどは、マネジメントにそういう発想がなかった側面もあり得ます」(同前)

 能力は別問題として、中には芸能界にいるだけで“勘違い”してしまうマネージャーもいるという。前出・テレビ局関係者が語る。

 「大物に付くと、自分も大物になったような態度を取る人も見掛けます。そういう人は敬遠されがちですし、噂は業界に拡がるので、自然とタレントに仕事が来なくなります。でも、世間にはそこまで伝わらない。すると、ファンはそのタレントが売れなくなった理由を他に探し求めます。ネット上にいろんな噂が上がりますが、そこに真実はないですね。単にマネージャーが良くないだけの場合がほとんどです。巨大な見えない力よりも、足元に問題がある。だって、仮に本人を使いたいと思っても、マネージャーが嫌な人なら起用したくなくなる。人間同士が仕事をするわけですから。どんな世界でも同じ話じゃないですか」

 山田邦子は39年所属していた太田プロダクションからの独立も視野に話し合いを続けているとも報じられている。

 「もしそうなったら、どんな人を側近につけるのか。単なるイエスマン、邦子さんの顔色ばかり伺っている人ではダメでしょう。58歳で実績のある彼女に物申せる人を側に置けるのか。物事の価値をきちんと判断できるか。関係各所との調整力も必要ですし、頭を下げるべき時に下げられるか。自分以上にタレントに愛情を持てるか。口では良いこといっても、いざとなると保身に走る人もたくさんいる。側近次第で、一気に状況は変わっていくと思います。誰を選ぶかは邦子さん自身ですから、最終的には本人次第です」(同前)

 山田邦子は今、芸能生活の大きな岐路に立っている。

NEWSポストセブン

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