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【シネマパラダイス】実話の強盗事件を再現ドキュメントのように描いた異色作 「アメリカン・アニマルズ」

 普通の大学生が起こした実話の強盗事件を再現ドキュメントのように描く異色作。米ケンタッキー州、大学生のウォーレン(エヴァン・ピーターズ)とスペンサー(バリー・コーガン)ら4人は大学図書館にある時価1200万ドル(約12億円)の画集『アメリカの鳥類』を盗む計画をたてる。そして周到なプロセスで実行されるが…。ドラマ中に現実の実行犯たちのインタビューが挿入される新しい手法。バート・レイトン監督。17日公開、上映時間1時間56分。

 【ホンネ】計画内に映画『レザボア・ドッグス』『オーシャンズ11』の手口を入れるなど、大胆・周到な半面、どこか幼稚で学生っぽい。刺激を求めて突っ走った中流階級出身の若者の迷いと焦燥感がリアルに描かれている。ドラマ+ドキュメンタリー形式がスタイリッシュ。(映画評論家・山形淳二)★★★☆

 ★5つで満点

 ☆=星半分

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