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86歳・仲代達矢が30代養女迎えた“切実な理由” 高齢男性の終活の実態浮き彫りに 「週刊女性」報道

 日本を代表する名優、仲代達矢(86)が、30代の女性を養女にしていたと21日発売の『週刊女性』が報じた。高倉健さん(享年83)も晩年、33歳年下の女性を養女に迎えていたことが明らかになったが、こうした関係は一歩間違えば、後々に禍根を残しかねない。それでもなぜ養女を迎えるのか。そこには高齢男性が直面する終活のあり方が垣間見える。

 1996年に妻の恭子さんを亡くした仲代。身内としては、恭子さんの妹の故宮崎総子さんの娘で、めいにあたる歌手、仲代奈緒(45)を養女にしている。

 同誌が養女になったと報じた女性は、約10年間にわたって仲代のマネジャーを務めてきた。移動の際の車の運転なども、この女性がすることがあるという。

 女性は同誌の直撃に、個人的な問題とした上で「病院に行くときに身内のほうが便利だとか、身辺の整理も家族でないとできないことがありますよね」と説明する。仲代も奈緒の了承とした上で、男女の関係については否定している。さらに女性は遺産の相続についても「まったく考えていません」とも。

 弁護士の高橋裕樹氏は養子縁組を結ぶことの意味として、「他人であれば“贈与”となる資産を“相続”することができる。贈与と相続では非課税となる金額の上限が異なり、より多く資産を渡すことができる。一方、養子には親の世話をする扶養義務が生まれ、親としては途中でそっぽを向かれる不安がなくなる」と解説する。

 日常の場面で生じるさまざまな手続きの面においても「例えば銀行で手続きを行う場合、他人であれば銀行から代理人として認められず手続きを拒否されても、養子である裏付けが取れれば手続きに応じるだろう。病院での病名診断への同席なども認められるはずだ」と高橋氏。

 身につまされる人も少なくないだろう。

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