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【没後20年 爆笑王・桂枝雀を継ぐ男たち】桂雀々「毎晩、枝雀落語の音源聴きながら就寝」 (2/2ページ)

 8年前に東京に拠点を移し、誰ともかぶらない爆笑芸で全国区の人気者になった。人に好かれ大物スターとの交友も盛ん。今年、生誕80年でもある師を思い、枝雀トリビュートの独演会をあちこちで開く。継いだ芸を通して師匠を思い出してほしい、知ってほしいという強い願いからだ。

 「常に師匠の芸を体に通しておきたい」と、毎晩、枝雀落語の音源を聴きながら眠る。他界後も「20年ずっと師匠と一緒にいて、離れたことがない」。

 心の故郷である師匠との絆を人生の柱にし、円熟の進化も見せながら全力で枝雀を伝えている。

 東京で秋に開く独演会では、枝雀創作のシュールな噺「戻り井戸」など師匠得意の三題をかける予定だ。(やまだりよこ)

 ■桂雀々(かつら・じゃくじゃく) 1960年8月9日生まれ、58歳。大阪市出身。77年に桂枝雀に入門。同年10月に初舞台。2011年10月、住居と活動拠点を東京に移した。

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