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宇崎竜童が「犯人似」だけで主役、ラブシーンの撮影で“チン事件”も… 1982年公開の映画『TATTOO[刺青]あり』がブルーレイ&DVDに (1/2ページ)

 1982年公開の映画『TATTOO[刺青]あり』(高橋伴明監督)のブルーレイ&DVDが、6月12日にキングレコードからリリースされる。40年前に日本中を震撼(しんかん)させた「三菱銀行人質事件」をモチーフにした作品で、歌手で俳優の宇崎竜童(73)が破滅的な主人公を熱演し話題を呼んだ。あれから37年。宇崎は「とてもとがった映画で、僕にとっても思い出深い作品です」と振り返る。

 この映画で宇崎に白羽の矢が立ったのは、事件の犯人、梅川昭美に「似ていたから」だったという。70年代からダウン・タウン・ブギウギ・バンドで『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』などのヒット曲を連発し、俳優としても活躍していたが、当時はまだ自信を持って演技に挑んでいたわけではなかった。

 「伴明監督に『似てるよね。映画を撮るから出てよ』とお願いされて、お受けしたんです。でも自分とまったくかけ離れた性格だし、せりふは関西弁。ルックスが似てるだけでできるのかと、不安ばかりでした」

 ヒロイン役の女優、高橋(当時は関根)惠子とのラブシーンも不安に追い打ちを掛けた。「照れくさいし恥ずかしくて。でも、それじゃあ女優さんに失礼だし、監督の指示通りにしっかりやろうと」

 そしていざ撮影というときに珍事件が起きた。助監督から渡されたガーゼの前張りを付けようとトイレに入ったのだが、「自分の陰毛に白髪を見つけて、ショックを受けていたそうなんです」と苦笑いした。

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