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【ぴいぷる】松村雄基、人に生かされた役者人生 スクール☆ウォーズ撮影「山下さんやスタッフが、無我夢中になれる時間作ってくれた」 (1/3ページ)

 「日本人でマフィアのボスになるなんて信じられない。しかも、戦時中からはい上がって、本国の人間を凌駕していくんですから痛快ですよ」

 9日まで東京・六本木の俳優座劇場で上演される劇団夜想会の公演「祖国への挽歌」で演じた主人公、モンタナ・ジョーについて、こう語る。

 ジョーは、日系人が強制収容所に入れられた第二次世界大戦下の米国を生き抜き、戦後にはマフィアの大幹部に上り詰めた実在の人物。やがて、上部組織を裏切り、FBI(米連邦捜査局)の公聴会でファミリーの秘密を暴露することに…。

 劇的ともいえるジョーの生涯を「ジョーは自由に生きたいと思って、一人で何でもしようとするんですが、常に支えてくれる仲間や家族がいるんです。でも一人では生きていけないから、ファミリーを追いかけた人生だったと思います」と語る。

 来年でデビュー40周年を迎える自身もまた、多くの人に支えられてきた。そんな自覚を強く持っている。

 中学生のとき、同級生の母親から事務所の社長を紹介され、17歳でデビューしたが、芸能界への思いは薄かった。

 「カメラでアップを撮られているとき大あくびをしたことがあるんです。そのとき、カメラマンに『お前、役者を10年やってからあくびをしろ!』と言われたんですが、『よし10年たったらあくびをしよう』と思いました。それぐらい何も考えていない馬鹿者だったんです」

 それでも役者を続けたのは、負けず嫌いな性格があった。「『やれ』と言われたからやる。できないことは悔しいから、できるようになるまでやりたい。努力はするんですが、役者をやりたいからではないんです。できない自分が悔しかったんです」と振り返る。

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