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【ぴいぷる】松村雄基、人に生かされた役者人生 スクール☆ウォーズ撮影「山下さんやスタッフが、無我夢中になれる時間作ってくれた」 (3/3ページ)

 デビューから40年近くたち、人気商売であるがゆえの厳しさを見続けてきた。

 「役者は毎回毎回、仕事が終わると、就職活動しなければいけないんです。やりたいといっても、需要がないと成り立たないんです。才能があると思った人たちが、どんどんやめていったのを見てきました。僕の場合は、縁とか運で続いてきたんじゃないでしょうか」

 その裏には、視聴者や観客からは見えない努力がある。

 取材したのは、「祖国への挽歌」の本番から1カ月以上も前だったが、せりふをほぼ完璧に覚えており、予定時間の半分ほどで稽古が終わった。そのすごさを指摘すると、「僕は不器用なので、人の10倍せりふを練習して当然と思っています」。

 今後の目標も「日々精いっぱい、きょうを生きるのみです」。目の前の作品に全力投球の日々が続いている。(ペン・森本昌彦 カメラ・宮崎瑞穂)

 ■松村雄基(まつむら・ゆうき) 俳優。1963年11月7日、東京都生まれ。55歳。80年にドラマ「生徒諸君」でデビュー。「スクール☆ウォーズ」をはじめ、「不良少女とよばれて」「ポニーテールはふり向かない」など大映ドラマの常連として活躍。7月3日から27日まで新橋演舞場で上演される「笑う門には福来たる」に出演。歌手としても活動し、7月19日には銀座ヤマハホールで行われる「レジェンドたちのシャンソン2019」の夜公演に登場する。特技は書道、詩吟、剣舞。

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